70-80%の作業時間短縮に成功
銅管空調部品向け検査の 作業時間短縮に 大きく貢献
お問い合わせ先

数年前、Sambo Shindo (Thailand) Co., Ltd社は、国際基準に則りビジネスシステムの強化を開始しました。この目標は、継続的な開発と最高品質の製品提供というグループポリシーに沿ったもので、顧客満足度の最大化を目的としています。その達成に向け、700名の従業員を抱える同社は、厳格なISO認証を取得しました。

「これまで弊社では、ハイトゲージやバーニヤノギスなどの測定器を使用して基準検査を実施していましたが、複雑形状の測定には検査用の冶具も併用していました。」と同社の品質管理責任者、Sompan Chaiyoo氏は述べています。「しかしこの方法ではマシン調整に非常に多くの時間を必要とし、製造ラインでのリードタイムに問題を抱えていました。」

Chaiyoo氏は次の通り述べています。「私たちはヘキサゴン・タイのエンジニアが提供するサポートサービスと専門知識を高く評価しています。支援体制は非常に良好であり、コミュニケーションも円滑に進められました。顧客の要求レベル以上に高精度な測定機器の使用により、百ミクロン単位の公差に言及できることは、弊社にとって大きな価値をもちます。今回のソリューション導入に非常に満足しています。」
AICON TubeInspect P8は、銅管メーカーに最適なソリューションです。高解像度カメラを8台実装しているTubeInspectP8は、直径1~125㎜のチューブやワイヤを一度に、長さ1mまでの三次元寸法測定検査が可能です。例えば、ベンダーマシンのセットアップ作業などの製造プロセスを最適化できる設計のため、時間とコストの削減に大きく貢献します。

Sambo Shindo社は、TubeInspectを最大限に活用したい構想を持っており、バンコク製造拠点のCNC機械付近に、測定検査ソリューションを設置できる可能性を評価しています。