CAEfatigue premium 疲労解析ソフトウェア (フルパッケージ)
ランダム応答解析での衝突確率の評価
多くの自動車や航空宇宙システムでは、厳しいベースシェイク振動条件下での耐久性の予測に加えて、個々の部品の衝突可能性を取り除く必要があります。CAEfatigueのランダム応答解析では、耐久性評価と種々の応答評価を一度の解析で予測することができます。ランダム解析の出力では、変位、速度、加速度、力に加え、相対変位応答も出力できます。ポスト処理で節点間の相対応答と距離を比較することでパーツ間の衝突確率を評価することができます。
サロゲート荷重機能による実験計画
疲労検討に用いる荷重の仕様は非常に重要です。理想的には、解析や疲労試験で用いる荷重は実稼働状態で製品が受ける荷重に近いことが望ましいです。4Poster試験装置を用いた自動車の耐久試験のように複雑な加振が可能な場合もありますが、部品やサブシステムに対する通常の疲労試験では試験装置の制約上、単一の荷重に単純化する必要があります。
CAEfatigueのサロゲート荷重機能では、複雑な時刻歴荷重と同等の応力や損傷度を生じるような単純な荷重(サロゲート荷重)を得ることができます。サロゲート荷重を使用することにより、疲労試験や疲労解析を容易に行うことができます。
周波数領域における溶接部の疲労解析
従来の溶接部の疲労解析には時間領域の手法しかありませんでした。CAEfatigueは業界で初めて、周波数領域での溶接部の疲労解析機能を搭載しました。これによって、スポット溶接・シーム溶接・ユーザー定義の溶接を周波数領域でも扱うことができます。また、独自の高度な計算アルゴリズムによって、溶接を含むフルビークルの疲労解析も可能です。
スポット溶接を含むフルビークルの疲労解析 疑似ダメージ解析による簡易的な疲労評価 ランダム振動に対する衝突確率の評価 サロゲート荷重機能-
Collateral
-
その他Battery Modelling and Design Solutions
-
サードパーティレポート日刊工業新聞に掲載されました。「CAEツール最新版−周波数応答解析機能を追加 」
-
カタログ材料微視構造の均質化解析-現象の見える化-
-
記事MONOistに掲載されました:製造業の「みんなのスパコン」TSUBAMEのCAE利用の取り組みを聞く
-
記事CAE、この1年――商用ツール登場から50年、進化は続く
-
記事ブリヂストン、新理論によるゴムの大変形解析を実用に免震ゴムの開発担当者が研究成果を自らソフトウエア化
-
記事MONOistに掲載されました「ホンダとマツダが語った「"使えるクラウドCAE"実現に必要なこと」
-
記事MONOistに掲載されました「デジタルツイン、デジタルスレッド技術に関する共同研究拠点を発足」
-
記事ユーザーがモデルを修正するそばから周波数応答を更新 MSCソフト
-
記事日経テクノロジーonlineに事例記事が掲載されました。
-
記事日経XTECHに掲載されました。「電車でもマスクがコロナ抑制、ソフトウェアクレイドルが流体解析で」
-
記事ユーザーがモデルを修正するそばから周波数応答を更新 MSCソフト、構想設計向けのCAEツールの強化版
-
記事MONOistに当社の記事が掲載されました。解析のブラックボックスをなくせ――現場で生かせる基礎講座を提供
-