PC-DMIS Vision

ビジョン検査にCADを導入する。

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PC-DMIS Vision

PC-DMIS Visionは、検査プログラムの作成時間を最大75%削減しCAD測定を工程に組み込みます。ビジョンメトロジー特有の要求課題に応えるため、開発、デバッグ、測定プログラムの実行などの作業の負担を減らすため、入念に考案された、先進的なツールを備えています。

PC-DMIS Visionは、完全オンラインで3D CADをどんなメトロジーシステムにも仮想的にリンクします。プログラム実行時に、ソフトウェアは、リアルタイムで測定データとCADの基準データと比較します。実際の3Dモデルと使用することでPC-DMIS Visionはビジョンシステムの3D測定部位を計測することができます。
相互操作性 ― PC-DMIS Visionは、ソフトウェア製品のPC-DMIS EMS スイートの一部分で、ほかのEMS測定ソフトウェアと、共通のユーザーインターフェイスやソフトウェアの構築を共有しています。どんな測定機やセンサーが使われてもオペレーターやプログラマーは常に同じ環境で作業が可能です。コストの高い、ムダが多い相互トレーニングが不要です。

CADベース - PC-DMIS Visionは、幅広いレンジの標準CADフォーマットとIGES, STEP, DMIS その他を含むスタンダードをサポートして、CADをビジョン測定にシームレスに一体化しています。また、ネイティブCADからトランスレーションを提供するダイレクトCADトランスレータ(DCIs) あるいは、CADモデルに直接機能するダイレクトCADインターフェイスを使用してCATIA と UGのような、幅広い種類の各社のCADシステムにリンクします。

オフラインプログラミング - PC-DMIS Visionはオフラインプログラミングを現実にします。オフラインでプログラミングを作成し、Debugすることができます。一方、測定機で検査だけを実行可能です。

カメラシミュレーション - PC-DMIS VisionのCADカメラにより、カメラビユー、照明、プローブセレクションなどの選ばれた測定オプションを正確にシミュレーションができます。オンラインでもオフラインでも機能し、部品を測定する時のカメラの視野を正確に再生する独創的な機能を備えています。プログラムの実行をシミュレーションする時、プログラマーは、検査プログラムのステップに合わせて変化するCADビユーとバーチャルカメラビユーの切り替えができます。

部品転送性 - PC-DMIS VisionのAutoTune機能は同タイプの装置間で部品の転送を容易にします。 AutoTune機能で、別の装置から必要に応じて変更を加え、プログラムの照明や拡大の設定を、素早く修正することができます。ソフトウェアは自動的に変更内容を記録し新しい装置で実行準備が完了します。

フィーチャーベースの測定 – PC-DMIS Visionは、測定部分に応じてプロセスを自動的に調節。測定中はピクセルではなくフィーチャーサイズを使用する。

効率化されたプログラム編集 - PC-DMIS Visionは高機能な編集ツールにより、検査プログラムの編集を楽にこなせるようにしてくれます。これにより検査ルーチンの修正が簡単に作業できます。

強化されたエッジ検出 - PC-DMIS Visionは、エッジ検出を楽に設定できる、ユーザー選択が可能なアルゴリズムのセットを提供します。試行錯誤を繰り返して手動でフィルターを付ける必要がなく、望んでいるエッジのタイプを、インプットするだけです。これに基づき、ソフトウェアは、測定のための最も適切なアルゴリズムを適用し、精度や、かすかなエッジの計測の繰り返し性を著しく改善します。

オペレーターアシスタンス – PC-DMIS Visionは、ビジョン検査を容易にする数々の特長を備えています。そのひとつに、迅速な機上チェックのためのバーチャル羅針盤があります。さらには、AutoShutter と Multi-Capture機能があります。AutoShutterは、手動機のスループットを大幅に増大します。視界内のすべての部位を、それぞれにカメラが位置を合わせるのではなく自動的に全部を測定します。Multi-Capture機能は、手動でもDCC機でも、視界内の、プログラムされた測定部位のすべてを自動的に捉えて処理をします。

マルチセンサーケーブル - PC-DMIS Visionは、カメラ、接触プロービング、レーザー、ホワイトライトなどの、マルチセンサーの幅広い組み合わせをサポートします。素早く簡単にセンサーの相互キャリブレーションを行い、必要に応じ測定プログラムの中で交換可能です。

PC-DMIS Vision は、オリジナル装置としても、Mycrona測定システム用の後付としても、どちらでも、販売されます。