OPTIV Reference

高精度
OPTIV Reference は全軸にエアベアリングを搭載し、インクリメンタル光電子式の長さ測定システムを採用しており、ナノメートル単位の分解能を実現しています。オプションでアクティブ振動ダンパーもご用意しています。

スループットの向上
OPTIV Referenceは、OPTIV Dual Zデザインを搭載することができ、触覚センサーと光学センサーを独立した2つの垂直軸に搭載することで、セットアップと検査時間を短縮することができます。

充実したマルチセンサー機能
OPTIV Reference は、高解像度デジタル CMOS カラーカメラ付きビジョンセンサーやプログラム可能な 10 倍電動ズームレンズなど、高速測定、高精度、多用途性を実現する各種センサーに対応しています。可変照明は、同軸LEDトップライト、テレセントリックLEDバックライト、マルチセグメントLEDリングライトを使用して、複雑な表面やエッジの高コントラスト照明を可能にします。その他のセンサーオプションには、高解像度デジタル CMOS モノクロカメラ、レンズ交換可能な固定焦点距離デュアルカメラ光学系（OPTIV デュアルカメラ）、、色白光センサー（CWS）、タッチトリガープローブ HP-TM、最大 6 ポートのスタイラスモジュールチェンジャーラック HR-MP、スキャニングプローブ HP-S-X1、最大 9 ポートのスタイラスチェンジャーラック HR-X、電動インデックスプローブヘッド HH-A-T5^1）などがあります。オプションとして、エアベアリングCNC回転テーブルとエアベアリングCNC積層回転テーブル（OPTIV Dual Rotary）^1）もご用意しており、ワークの回転を利用してすべての測定位置にアクセスすることができます。

使いやすさ
PC-DMIS計測ソフトウェアは、スループットの向上とスマートなデータ取得を促進する直感的で簡単なワークフローを提供します。機能としては、幅広いスキャニング方法、自動測定ルーチン作成を含む包括的なCADサポート、広範なオフラインプログラミング機能などがあります。また、Inspectは、測定ルーチンの完全性を保護したいと考えている人のために、ルーチンの選択と実行を簡単にします。オプションで提供される Inspect スライドショーは、生産レベルの CMM オペレータが、カスタムキー寸法をグラフィカルなリアルタイムフィードバックで表示することで、製造上の欠陥を即座に認識し、解決するのに役立ちます。また、Inspect Pallet は、パレットを設定したり、部品のバッチを測定したりするためのシンプルなインターフェースを提供します。

データ解析
Q-DASソフトウェアは、SPCや測定データのリアルタイム可視化、測定システム分析、プロセス能力分析など、製品やプロセスデータの強力な統計分析を提供します。

計測環境のリアルタイム環境モニタリング
PULSEは、三次元座標測定機周辺の温度、振動、湿度の変化をセンサーのネットワークを使って記録します。また、PULSEは機器のステータスアラートやクラッシュ通知も提供しています。

工場の資産管理
OPTIV Reference には、Metrology Asset Managerトソフトウェアが付属しています。三次元座標測定機の性能、状態、使用状況をリアルタイムでレポートし、遠隔地でも現場でも、使いやすいダッシュボードからすべてを確認することができます。

測定範囲の選択
 2つの測定レンジをご用意しています：

• OPTIV Reference 5.4.3: 530 x 400 x 300 mm
• OPTIV Reference 7.6.3: 730 x 600 x 300 mm

^{1) OPTIV Reference Dual Zモデルのみ}