Actran DGM 大規模音響解析用モジュール
Actran DGM
大規模(高周波)時刻歴音響問題を低コストで解析するツール
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Actran DGM(大規模音響解析解析モジュール)は、不連続ガラーキン法を用いて線形オイラー方程式を解き、複雑な物理条件における音の伝播を予測するときに利用されます。特に、強いせん断層における伝播、高い温度勾配、非等エントロピー平均流量といった影響など、二重流の航空機エンジンの排気における航空音響問題の解法に適しています。
ActranDGMでは、大規模になりがちな高周波解析を、高性能の並列ソルバーとともに、低コスト(低メモリー)で解析を行うことが可能です。
Actran DGMは非構造メッシュ解析法を用いるため、有限差分法の標準的な制限に拘束されません。要素のオーダーが自動的に適応されるので、メッシュは等質である必要がなく、同じメッシュに極小から極大の要素が混在していてもパフォーマンスが低下しません。
応用例:
- パーキングセンサー(数十kHzの高周波まで解析可能)
- 自動車などの車内のスピーカー音響解析(~20kHz可聴域)
- ジェットエンジンなどのターボマシンの排気(熱せん断層の考慮)
- 等質でない平均流量条件を伴う、あらゆる音響伝播問題
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