難加工から量産加工まで
株式会社寿精工は、設立当初から、開発、製 造の長年の業務において、ヘキサゴンの検査 機器の品質とサポートと供に歩んできました
![](/-/media/project/one-web/master-site/mi/case-studies/general-manufacturing/kotobuki/hexagon-mi-kotobuki-seiko-corporation-japan-application-picture1.jpg?h=440&iar=0&w=1280&hash=712BFB91F9D7E4F554F8C5AC00D6C78B)
![Kotobuki Seiko’s impressive machining shop floor.](/-/media/project/one-web/master-site/mi/case-studies/general-manufacturing/kotobuki/hexagon-mi-kotobuki-seiko-corporation-japan-application-picture2.jpg?h=214&w=400&hash=F1C61A9A961A0CE1F4DC51CB258C1835)
「先進技術を駆使して、多様なニーズに応え、お客様に満足していただく」をモットーに製造、開発、技術向上、製品創造に取り組んでいます。
木村健司社長は「創業時には、加工が困難で、どこの企業も対応できないような案件を引き受けていました」と説明しています。「最近は、大量生産部品の製造に、より焦点を当てています。私たちは新しい技術に挑戦しながら、時代のニーズに応えるために製造の範囲を拡大しています。」
初めて寿精工が導入したヘキサゴン製品は、約20年前に設置されたマルチセンサービジョンマシンでした。「他社よりも面のエッジを検出するのに優れていたため、私たちはヘキサゴンの製品を選びました」と、振り返ります。
「製品の機能性については、ソフトウェア画面が非常に使いやすく、さらに測定値は他の機器の精度と一致しているのが良いところです。どのツールで測定しても同じ精度が得られます。
![The Absolute Arm with laser scanner is also part of the state-of-the art measuring euiqpment from Hexagon used by the company.](/-/media/project/one-web/master-site/mi/case-studies/general-manufacturing/kotobuki/hexagon-mi-kotobuki-seiko-corporation-japan-application-picture3.jpg?h=400&w=214&hash=ADBE0A7051201D57D18479271AA3D361)
加工業界で製品を立ち上げする際にスピードが求められますが、トライ加工と測定を繰り返す際に、ヘキサゴン製品は測定の繰り返し精度が非常に良いため、寸法のマッチングと設定の段階で精度が高くなり立ち上げ速度が速くなります。」
木村健専務は、機械の「クールな外観」も社内で好評であると語ります。「グローバルSのデザイン、更に非常に実用的なLEDが好きです。当社の計測室室内のデザインにもマッチします。働く上で、従業員たちもかっこいい機械で作業すると、モチベーシ ョンにも寄与しますね。」
「購入後のサポートで印象的な出来事がありました。」と木村健専務。「昨年末に、私たち自身では解決できない問題が発生した際にも、彼らは休日にも関わらず、私たちを助けてくれました。年末であっても仕事はあり、締め切りは私たちを待ってはくれません。必要なときに直ちに助けを得られる対応力があることは非常に安心できます。」と、ヘキサゴンの現地対応を評価してくださっています。
計測は一つの重要な工程ですが、大規模な生産プロジェクトを開始する際、事前の分析も重要です。
「私は、生産の様々な段階での分析の必要性が今後も増加して、製品の安定生産につながると考えています。現在では、製造プロセスの一部で何かがうまくいかなかったことを発見することが可能になりましたが、私たちは、さまざまな技術の分析手段を持っているため、加工中にどこに応力がかかるかを事前に確認し、どこで応力を最も効果的に軽減し、最適な加工を得ることが実現できています。
たとえば、強度解析を使用して、加工負荷をかけることができます。したがって、解析があれば、製品がどのように曲がり、どのように曲げられるかを事前にシミュレートできるため、最適な治具を作ることができます。特に、製品がブロックではなく薄いダイカストや鍛造製の場合、肉厚がかわるので、加工を入れると製品が曲がります。それをどう受けるか治具を社内で解析して作ったりすることで、よりいいものができます。解析して、その結果を治具の設置に盛り込むことで作業工程の短縮などに結び付けています。」
このようなプロセスにより、同社は製品の質を向上させ、行程を短縮し、より多くの優れた製品を生み出しています。
「これもヘキサゴンのおかげです」と木村健司代表取締役は締めくくりました。