最新型アウディTTを素晴らしいフィット感、仕上がり感で生産

アウディの代表的なTTモデル最終組立ラインで使用されるインライン段差ギャップ測定技術の内側に迫る

NEXTSENSE CALIPRI C12 COBOTはインラインで最終組立の嵌合、仕上げ品質をサポートします

アウディの生産子会社、アウディハンガリアはハンガリーのジュールで、アウディと他のフォルクスワーゲングループ向けのエンジン開発、製造を行っています。そして、2013年にフル生産ラインを備えた工場を新設し、アウディの新型A3セダンと新型A3カブリオレの生産を開始しました。翌2014年には、新型TTクーペとTTロードスターのハンガリー工場での完全一貫生産が始まりました。

アウディのTTシリーズは、20年以上にわたって、そのスポーティで先進的なデザインで名声を得ています。そして、この度、「フォーリングス」は第三世代のクーペとロードスターを発表しました。これらのモデルは、ダイナミクス、感性、そしてデザイン、エンジン、車体、革新的運転コンセプトという技術の結晶です。オープンタイプのTTとTTSロードスターは、スポーツカーの持つ特性と独特のデザイン、優れたダイナミクス、そして画期的な技術で魅了します。

様々なNEXTSENSE CALIPRIシステムが、アウディのホワイトボディラインから最終ラインまでの組立工程をモニターするのに使われています。最終組立で使われている完全自動CALIPRI C12 COBOTとCALIPRI C11手動インラインシステムは、手直しステーションのCALIPRI C11システム、ハンディタイプのCALIPRI C10と共に、生産工程を通じて品質保証と分析を行っています。アウディの新型TT最終組立を紹介する上記ビデオの中で、こうした幾つかのシステムをご覧頂くことができます。

CALIPRI C12 COBOTを使うと、機械的な境界や制限、保護設備を必要としないため、連続組立ラインで人とロボットを分離せずに、並んで作業協力させることができます。同じステーションで、作業者はCALIPRI C11システムを使って、例えば、ボンネットと後部トランクの段差やギャップのような他の重要形状を測定することができます。

NEXTSENSE CALIPRIシステムの大きな利点には、作業者の影響を受けないことの他に、統一された評価手法を使えることがあります。異なるシステムや、作業工程から得られる測定データを比較して、工程改善に生かすことができます。ロボットと人による計測を、一つの検査プロトコルにまとめることができるので、NEXTSENSE CALIPRIシステムは、最高のフィット感、仕上がり感をサポートし、そして、自動車を象徴する優れた外観デザインを実現します。

Image of Audi TT been driven on coastal road
最初にアウディTTが登場してからちょうど20年が経ち、このブランドは新モデルのスポーツカー特性に磨きをかけています。アウディはTTの第三世代モデルの設計に改良を加え、パフォーマンスを強化し、標準装備を一層充実させました。新型車の標準仕様車には、最先端のドライビング体験のためのAudiバーチャルコックピットのほかに、「Audiドライブセレクト」ダイナミックハンドリングシステム、雨、光センサー、熱線式外部ミラー、情報エンターテインメントやボイスコントロールシステムを制御できる多機能ハンドルが装備されています。さらに照明付きUSBポート、機器の無線ペアリングができるBluetoothなども標準装備されています。


画像、ビデオはアウディAG社、アウディハンガリア社より提供されました。