Actran SNGR 定常CFDから低コストで流体騒音を解析するモジュール

Mock-up HVAC airflow

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通常の流体騒音解析(Actran Aero-Acoustic)ではCFD非定常流解析が必要です。 このモジュールは、CFD定常流解析結果から乱流騒音の予測を行う際にお使いください。SNGRはFluent™, Star-CD™, StarCCM+™, Powerflow™, scFLOW™, OpenFOAM™のような商用CFDコードを使って実行された流体シミュレーションから空力騒音の音源を作成します。SNGRでは、定常RANSによる流体解析結果を使って流体音源情報を同定することが可能です。そうして得られた音源が取り込まれ伝播の解析が行われます。 Actran SNGRにより、従来の流体音響解析アプローチに比べCFD解析が短時間となるため、格段に高速に乱流騒音を同定できます。特に、最適化ループなど異なる設計仕様で性能比較を行う際に有効です。

Actran SNGRは、ハイパフォーマンスソルバーと並列処理の機能を有し、Actran VIに統合されています。

また、流体-振動音響解析を実行する際にはActran VibroAcousticsと統合できます。

応用例:

  • 冷暖房機器
  • サイドミラー等の風切音
  • ランディングギア、翼・プロペラの縁などの流体音
  • 空気分配システム

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