「CAEfatigue 2022.2」リリース
Hexagon, Manufacturing Intelligence division
Hexagonは、「CAEfatigue 2022.2」をリリースしました。
CAEfatigue 2022.2における新機能および機能強化点は、以下のとおりです。
・ロバストデザイン解析機能
Nastranモデルの荷重、材料特性、板厚、梁断面特性などの入力パラメータ変化と、変位や応力応答の相関を評価するロバストデザイン解析機能が大幅に強化されました。対応可能なNastran 解析タイプとして、線形静解析と固有値解析に加え、過渡応答解析や周波数応答解析などに拡大し、変更できる入力変数や評価する出力応答のタイプも拡張されました。
・時間領域の疲労解析
・3Dシーム溶接疲労解析機能が追加されました。最大主応力を利用した疲労解析だけでなく、クリティカルプレーン法を用いた多軸疲労解析も利用できます。
・BS7608ベースの溶接疲労解析機能が追加され、溶接構造の疲労解析用にさまざまな溶接クラスを選択できるようになりました。最大主応力を利用した疲労解析だけではなく、クリティカルプレーン法を用いた多軸疲労解析も利用できます。
・フリンジ プロッター機能が強化され、フリンジ プロッター内で 2D/3D シーム溶接または BS7608 溶接解析の要素/節点セットをグラフィカルに定義できるようになりました。
・その他の機能強化
・疲労安全率解析と組み合わせて応力の多軸性評価・疲労解析が利用できるようになりました。
・平均応力補正「INTERP」および「MMPDS」は、それぞれ MULTSN および MMPDS 解析に自動的に使用されます。
・時間領域の疲労解析にて3次元要素の節点平均応力を出力する機能が追加されました。
・Nastran MAT1のMID と XML材料データベースファイル間の自動マテリアル マッピング機能(vMATXML入力)が追加されました。
・種々のGUIの改善・機能追加、およびいくつかの不具合修正がありました。
以上
■この件に関するお問い合わせ
マーケティングコミュニケーション部 秋元
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