「MSC Apex 2022.1」リリース
Hexagon
Hexagonは、「MSC Apex 2022.1」をリリースしました。
MSC Apex 2022.1 リリースでは、MSC Nastran 連携を中心に機能の追加と改良が多く行われております。機能強化や新機能をより迅速に提供するために、MSC Apex は四半期ごとのリリースサイクルに移行しましたので、お客様へ年間を通じてより頻繁なアップデートを提供することができます。
データベースインポート用のユーザーインターフェイスの追加
ファイル>インポートに“Apex モデルのインポート”が追加されました。モデルデータをインポートすることができます。
3次元ボルトモデリング
MSC Nastran SOL400 用の新しい BOLT1 カードをサポートしました。ボルトを表現したパーツをクリックするだけで作成できます。ボルト断面と、初期荷重またはオーバークロージャーが同時に定義されます。
ボルト初期荷重
作成された3次元ボルトに複数の初期荷重を定義するための“ボルト初期荷重”ツールが追加されました。初期荷重またはオーバークロージャーを選択することができます。
3次元要素特性の追加
3次元要素特性が追加されました。このサポートにより、MSC Nastranのインポート/エクスポート間でのソリッド要素特性番号(PSOLID PID)を保持することができるようになりました。また、要素特性番号のコントロールや、高度なプロパティによって、要素特性の詳細な指定(積分ネットワーク、積分スキーム、出力位置等)をすることができます。
コネクタの機能強化
“相互作用”ツールの“コネクタ”に新しく“ファスナー”が追加されました。2枚のパッチと貫通点となるポイント等を選択しファスナー要素を作成します。MSC Nastran のCFAST/PFAST をエクスポートすることができます。
2次元異方性材料の追加
シェル要素に対する線形異方性材料として材料に“2次元異方性材料”が追加されました。材料特性をマトリクスで定義し、MSC Nastran の MAT2 カードとしてエクスポートされます。
メッシュから形状ツールの機能拡張
“メッシュから形状”ツールによってレイヤードパネルを持つオーファンメッシュ(複合材の PCOMP/PCOMPG カードを含む MSC Nastran インプットファイルからインポートされた、形状と関連付けのないメッシュ)からファセット形状が作成できるようになりました。これによりパネルツールで、プライを追加/削除、ゾーンオフセット値等の編集作業が可能になりました。
メッシャーの改良
サーフェスメッシュは機能強化が行われ、パフォーマンスの向上や、初期品質の向上が行われたことでメッシュの修正作業が軽減されます。
ヘキサメッシュは機能強化が行われ、円柱形状の品質が向上しています。
ビュー操作用のカメラAPIの機能拡張
ビュー操作用のカメラAPI の機能が拡張されました。
サポートされているCADシステム
これらの詳細に関しては、「MSC Apex 2022.1リリースガイド(日本語版)」をご参照ください。
MSC Apex の基本的な機能紹介と操作体験を行っていただきます“MSC Apex 体験セミナー”と、14日間の無償ライセンスを提供する“MSC Apex フリートライアル”を随時受け付けております。 ご興味がございましたらお手数ですが営業までご連絡ください。
フリートライアルは、以下のサイトからもお申し込みいただけます。
https://www.mscsoftware.com/ja/MSC-Apex/Free-Trial
以上
■この件に関するお問い合わせ
マーケティングコミュニケーション部 秋元
TEL: 03-6275-0870 / E-mail: hexagonmi.jp.marketing@hexagon.com
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