「Adams 2022.2」リリース
Hexagon
Hexagonでは、「Adams 2022.2」をリリースしました。
Adams 2022.2では、「RomaxモデルをAdamsモデルに変換」、「コンタクト要素の摩擦モデルを拡張」などの新機能および機能改良が行われています。
■RomaxモデルをAdamsモデルに変換
Romaxソフトウェア2022 で作成されたモデルを Adamsモデルに変換する機能を実装しました。Romaxの歯車と軸受要素は、Adams Machinery要素に変換します。本バージョンでサポートしているデータマッピングについてはAdams Online helpをご覧ください。
■コンタクト要素の摩擦モデル拡張
「スティクション(固着)」効果を表現可能な摩擦モデルが新たに追加されました。
■Adams Machinery(Bearingモジュール)の機能拡張
- 隙間(Clearance)オプションを新設
2つのシャフト間にGFORCE用ユーザーサブルーチンを用いて支持力を表現します。 パラメータは標準のコンタクト要素パラメータ(剛性、減衰、指数、摩擦)準拠です。
- 弾性特性(Compliance)オプションの改良
内部要素がブッシング要素からフィールド要素に拡張され、剛性および減衰の6x6行列を指定できるようになりました。
■Adams Car;3輪車モデルのSPMMイベントでポスト処理をサポート
Adams Car Trikeプラグインモデルに対する SPMM (Suspension Parameter Measurement Machine)イベントの結果から、レポートとプロットを生成できるようになりました。
■Gear AT/Bearing AT を 標準のAdamsインストーラーに同梱
Gear AT / Bearing ATは、個別のインストーラーによる提供形式から、標準のAdamsインストーラーに組み込まれるように変更されました。これにより最新のAdamsバージョンでご利用いただくことが可能になりました。ヘルプは、Adams Machineryに格納されています。
以上
■この件に関するお問い合わせ
マーケティングコミュニケーション部 秋元
TEL: 03-6275-0870 / E-mail: hexagonmi.jp.marketing@hexagon.com
Hexagonはセンサー、ソフトウェア、自律型テクノロジーを組み合わせたデジタルリアリティのグローバルリーダーです。当社は産業、製造、インフラ、公共部門、モビリティアプリの全域でデータを活用することで効率、生産性、品質および安全性を高めています。
Hexagonのテクノロジーは、拡張可能であり、かつ持続可能な将来を保証し、相互に接続された自律的な生産と人間のエコシステムを形成します。
Hexagon (Nasdaq Stockholm: HEXA B) は世界24,500か国に約 50°人の従業員を擁し、売上高は約54°ユーロに達しています。詳しくは hexagon.comをご覧ください。@HexagonAB で私たちをフォローしてください 。